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恋人たち(2015)
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孤独を抱える主婦の瞳子(成嶋瞳子)、余裕のない弁護士の四ノ宮(池田良)、喪失感に苛まれているアツシ(篠原篤)の3人の話。 アツシが、保険料が払えないので、役所の窓口で邪険にされるのには、どうしてかと思ったが、彼の過酷な過去か明らかになると、納得する。そして、裁判が頓挫して、死にたくなるのも仕方がないと思った。また、最後に彼が涙ながらに彼女に訴える言葉には、迫力があった。先輩の黒田(黒田大輔)に喋れたから、生き延びることが出来た、黒田のような冷静な聞き手が居たから、話せたのだろう。 瞳子が、今の状況から、逃げ出すために、王子様かと思って、弘(光石研)に付いて行って、半ば騙されたのも、致し方ない気がした。元の閉塞感のある家庭に戻ったけれど、このことがあったから、この家庭でもやや光が見えた気がする。 四ノ宮の最後の独白は、切ないけれど、自分自身の事情と向き合って来なかった彼自身らしく、やっと向き合ったかもしれないと思った。 橋口亮輔監督の「ぐるりのこと。」を観たので、こちらも観てみる。アツシ役の篠原篤が、何だかたどたどしい感じがしたが、ワークショックで選ばれた、新人に近い人だそうだ。それでも、終盤は少し貫禄があった。
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