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新幹線大爆破(2025)
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面白かった。リメイクというより続編、シン新幹線大爆破か。前の映画での事件が事実として存在している世界。今や世界で最も速いとかではない新幹線を、新幹線の中でゾンビが暴れ回る映画の後で爆破と言ってもインパクトは70年代より薄れてるだろうからどうかと盛り上がるのかと思ったが、単純に『ダイハード』『スピード』の絶体絶命エンターテイメント×労働映画としてととても手抜かりなく作られていた。 中でもJRの全面協力を得られたのはファンプレーというか、見事にその労働者映画としての魅力が本作の感動ポイントでもあって、車掌や運転手や新幹線を動かすあらゆる労働者が危機に際して一致団結してるその様が感動であることは前作より全然上、というか前作にはない感動ポイント。 作劇的にも「爆弾が!」→「それはマジものだ!」→「なんとかするぞ!」までがえらくスピーディーで失踪する新幹線の空撮、客を乗せずに駅を突き抜ける非日常なスピード描写や接触、爆破など、日本的光景の中の非日常を徹底的に作り上げているのが快感。この辺は『シンゴジラ』の方法論なので手慣れたものだったのだろうか。うまく進化している。特に爆発危機回避作戦を示してそれを実行するあたりもおそらく『シンゴジラ』的というか、わくわくするものになっている。 そしてどう改変しているか、と思った「犯人」はなるほどそうきたか、というところでこの設定が樋口真嗣『ローレライ』を思い出し、そこに至って、樋口真嗣の集大成感をすごく感じた。そういえばキャスト陣もそんな感じあるものな、と。豊嶋花がよかった。
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