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セラヴィ!(2017)
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なんといってもまずアヴィシャイ・コーエンの音楽が素晴らしい。ずっとカオスなドラマが進み、どこで落とすのか不安になって見ていると、最後の最後、結婚式場のお城の奥から流れてくる音楽で最後を飾る。この音楽は、結婚式で働く移民たちが奏でるベースやドラムや美しいフルートの音色。それに合わせて大勢の人が微笑み、混乱の極みにいた、いつも不機嫌そうな顔をしている主人公にも笑顔をもたらす。 何しろこの主人公は妻とうまくいっていない。妻と離婚危機にありながらウェディグプランナーの仕事をしている、不幸せの崖っぷちにいる主人公が結婚式という幸せをまともに演出できるはずもなく、働く人たちもそれぞれ好き勝手なことを言って混乱が極まる。 冷蔵庫の線が抜かれて食中毒が起きたのも、臨時で雇った男がひげそりのコンセントとして使うため。テロではないかと大騒ぎになって本人は言い出せなくなる。黒人女性のプランナーと歌手は水と油。しかし強引にハグした途端恋に落ちてしまう。主催者の新郎は、自らステージに上がって3時間も祝辞を述べ、サプライズ演出で気球に吊られて空を舞うが、どこかに飛んで行ってしまう。あれもこれもうまくいかない。 たった一晩に起きた様々なドラマ、そして人間のエゴを極限まで並べ立て、美しい音楽で締めくくるとはいかにもフランスのおしゃれな映画だ。エゴとエゴが衝突しあいながらも目的に向かって進もうとするのがいい。主人公の友人が「困ったときは俯瞰でみると、だいたいうまくいっているものさ」という言葉は、あらゆるシーンで想定できるものだ。
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