ニコール様

1993年に公開されたニコール・キッドマン主演のサスペンス。
私は一時期、ニコール・キッドマンは世界で一番美しい女性と思っていたので、若かりし頃のニコール様がみられて大満足。
当時、『氷の微笑』なんかも流行っただけに、悪女のニコール様というのも良かったですが、さすがにこの時はシャロン・ストーンほどの魅力はなかったかなと思います。

良妻のニコール様が、実は悪女で金を騙しとろうというストーリー。
結末は目撃者の少年をニコール様が殺そうと思ったら、実は盲目で、まんまと元旦那に騙されるというオチ。

冒頭に起こる連続レイプ殺人事件が伏線でしかなかった。
メインストーリーかと思ったので、旦那の無精子のために何人の女子学生が被害にあったのか？と思う。
また、途中、手品の話とか、事件のトリックとの繋がりがわからない。

結末はあっけなかったですが、サスペンスとして面白い。
何より若かりし頃のニコール・キッドマンが見れたことに満足でした。


本作は未体験ゾーンという劇場イベントながら、公開済みの作品を上映するとはイベントの趣旨とあっているのか。
コロナ以降、他劇場も含めて劇場イベントが縮小傾向。
イベントのために、無理にラインナップの数合わせをしないで欲しい。