2018年、女子二人組の殺し屋を描く新作映画「ベイビーわるきゅーれ」のシナリオに取りかかる阪元監督は、関西殺し屋協会という殺し屋ビジネスネットワークがあると知り、作品作りの参考にするため取材を申し込む。協会から京都最強と言われる23歳の殺し屋・国岡昌幸を紹介され、阪元監督は彼の密着取材を開始。笑って泣いて、恋をし、友人と酒を飲む、一般人と変わらないようなごく普通の日常を送る姿や、淡々と仕事をこなす殺しの日々を見つめる。ある日、国岡は依頼元との連絡ミスから違う人間を殺してしまう。逆上した依頼元はヒットマンを送り込み、さらに殺された人間の仇を討とうとする者たちが現れ、大殺戮の日々が始まる。