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死刑弁護人

  • しけいべんごにん
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  • 平均評点

    74.1点(57人)

  • 観たひと

    85

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    23

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 日本
製作年 2012
公開年月日 2012/6/30
上映時間 97分
製作会社 東海テレビ放送(協力 フジテレビ=関西テレビ=テレビ西日本=テレビ新広島)
配給 東海テレビ放送(配給協力 東風)
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット HD

スタッフ

監督齊藤潤一 
プロデューサー阿武野勝彦 
撮影岩井彰彦 
音楽村井秀清 
音楽プロデューサー岡田こずえ 
編集山本哲二 

キャスト

出演安田好弘 
ナレーション山本太郎 

解説

「オウム真理教事件」の麻原彰晃や「和歌山毒カレー事件」の林眞須美など、多くの死刑事件を請け負ってきた弁護士・安田好弘を追ったドキュメンタリー。監督は「平成ジレンマ」の齊藤潤一。ナレーションを「マイウェイ 12,000キロの真実」の山本太郎が担当する。

あらすじ

死刑事件を請け負う弁護士は少ない。“極悪人の代理人”“人殺しを弁護する人でなし”世間から様々なバッシングを受けるだけでなく、人命が奪われた事件を通し、加害者と被害者双方の悔恨や悲嘆に苦悶することになるからだ。しかし、安田は“悪魔の弁護人”と呼ばれようとも、依頼人を背負い続ける。「事実を出して初めて本当の反省と贖罪が生まれる。どうしたら同じことを繰り返さずに済むのか、それには、まず真実を究明しなければならない」。貧困と富裕、安定と不安定、山手と下町。凄惨な犯罪は境界で起きることが多い。生まれ育った環境が生む歪みを無視し、加害者を断罪することに終始することが、事件の解決と言えるのか。「誰が何を裁くのか?」裁判は、犯罪を抑止するために、材料を洗い出す場でもあるはずだ。安田の生き様から映し出されるのは、この国の司法のありようなのだ。

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