第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説(集英社文庫刊)を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で第60回カンヌ国際映画祭批評家週間部門に招待された吉田大八監督が映画化した群像青春ドラマ。学校の人気者・桐島が突然部活を辞め連絡が取れなくなったことに端を発し、学校内の人間関係が徐々に変化し緊張感がもたらされる。出演は「SPEC~天~」の神木隆之介、「貞子3D」の橋本愛、「カムイ外伝」の大後寿々花ほか。劇団ナイロン100℃に所属し俳優として活動する傍ら演劇ユニットブルドッキングヘッドロックの脚本・演出を手がける喜安浩平が、吉田大八監督と共に脚本を担当。高橋優が主題歌『陽はまたのぼる』で高校生の葛藤と希望を力強く歌う。