男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

この空の花 長岡花火物語

  • このそらのはなながおかはなびものがたり
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    78.8点(357人)

  • 観たひと

    451

  • 観たいひと

    89

  • レビューの数

    90

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2012
公開年月日 2012/5/12
上映時間 160分
製作会社 「長岡映画」製作委員会(NST新潟総合テレビ=長岡映画を応援する会=ナミックス=皆既日食を元気で見る会=北越紀州製紙=軽井沢 天空カフェ・アウラ)
配給 PSC=TMエンタテインメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督大林宣彦 
脚本大林宣彦 
長谷川孝治 
撮影台本大林宣彦 
製作プロデューサー大林恭子(PSC) 
渡辺千雅:(「長岡映画」製作委員会代表)
制作担当プロデューサー山崎輝道 
撮影加藤雄大 
三本木久城 
星貴 
美術監督竹内公一 
主題曲久石譲 
主題歌伊勢正三 
挿入曲パスカルズ 
録音内田誠 
照明山川英明 
編集三本木久城 
衣装岩崎文男 
スタイリスト菅井久子 
ヘアーメイク和栗千江子 
サックス演奏坂田明 
監督補佐竹下昌男 
記録今村治子 
スチール千葉高広 
長岡戦史監修星貴 
メイキングビデオ大林千茱萸 
花火指導嘉瀬晃 
阿部正昭 
編集大林宣彦 
紙芝居高橋直文 

キャスト

出演松雪泰子 遠藤玲子
高嶋政宏 片山健一
原田夏希 井上和歌子
猪股南 元木花
寺島咲 元木リリ子
筧利夫 松下吾郎
森田直幸 高橋良
池内万作 三島貴
笹野高史 村岡秋義
石川浩司 山下清
犬塚弘 野瀬鶴吉
油井昌由樹 羽生善治郎
片岡鶴太郎 野瀬真
藤村志保 遠藤薫
尾美としのり 高山忠彦
草刈正雄 花形十三朗
柄本明 野瀬清治郎
富司純子 元木リリ子(現在)

(C)「長岡映画」製作委員会・PSC All rights reserved.

解説

2004年の新潟県中越地震から復興をとげ、11年の東日本大震災発生時には被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡市を舞台に、ひとりの女性新聞記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく姿を大林宣彦監督が描く。出演は「沈まぬ太陽」の松雪泰子、「明日に架ける愛」の高嶋政宏。2012年4月7日より新潟県・長岡にて先行ロードショーされた。

あらすじ

天草の地方紙記者・遠藤玲子(松雪泰子)が長岡を訪れたことには幾つかの理由があった。ひとつは中越地震の体験を経て、2011年3月11日に起きた東日本大震災に於いていち早く被災者を受け入れた長岡市を新聞記者として見詰めること。そしてもうひとつは、何年も音信が途絶えていたかつての恋人・片山健一(高嶋政宏)からふいに届いた手紙に心惹かれたこと。山古志から届いた片山の手紙には、自分が教師を勤める高校で女子学生・元木花(猪股南)が書いた『まだ戦争には間に合う』という舞台を上演するので玲子に観て欲しいと書いてあり、更にはなによりも「長岡の花火を見て欲しい、長岡の花火はお祭りじゃない、空襲や地震で亡くなった人たちへの追悼の花火、復興への祈りの花火なんだ」という結びの言葉が強く胸に染み、導かれるように訪れたのだ。こうして2011年夏。長岡を旅する玲子は行く先々で出逢う人々と、数々の不思議な体験を重ねてゆく。そしてその不思議な体験のほとんどが、実際に起きた長岡の歴史と織り合わさっているのだと理解したとき、物語は過去、現在、未来へと時をまたぎ、誰も体験したことのない世界へと紡がれてゆく。

関連するキネマ旬報の記事

2013年10月上旬号

スペシャルレポート:大林宣彦2013 前篇「この空の花―長岡花火物語」から「野のなななのか」へ

2012年7月上旬号

「この空の花 -長岡花火物語」:ロングインタビュー 大林宣彦監督

2012年6月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「この空の花-長岡花火物語」

2012年5月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「この空の花-長岡花火物語-」

「この空の花-長岡花火物語」:映画「この空の花-長岡花火物語-」とは?

「この空の花-長岡花火物語」:作品評 空襲の体験者や花火の関係者たちのあふれる思い

「この空の花-長岡花火物語」:作品評 死者を思い、過去を見つめる

「この空の花-長岡花火物語」:作品評 74歳の“新人監督”は映画の可能性を切り開いた

「この空の花-長岡花火物語」:作品評 地域や時空を超えた“祝祭的鎮魂歌”

「この空の花-長岡花火物語」:作品評 「まだ戦争に間に合う」という言葉が投げかける意味

「この空の花-長岡花火物語」:作品評 秀逸なジャーナリスティックな映画監督としての姿勢