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最後の忠臣蔵

  • さいごのちゅうしんぐら
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  • 平均評点

    74.8点(316人)

  • 観たひと

    493

  • 観たいひと

    37

  • レビューの数

    51

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/12/18
上映時間 133分
製作会社 「最後の忠臣蔵」製作委員会(ワーナー・ブラザース映画=電通=角川映画=日本映画衛星放送=レッド・エンタテインメント=角川書店=Yahoo! JAPAN=メモリーテック=読売新聞)(製作プロダクション 角川映画)
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督杉田成道 
脚本田中陽造 
原作池宮彰一郎:(角川文庫刊)
製作総指揮ウィリアム・アイアトン 
企画鍋島壽夫 
製作小岩井宏悦 
服部洋 
椎名保 
酒井彰 
名越康晃 
井上伸一郎 
喜多埜裕明 
川崎代治 
大橋善光 
プロデューサー野村敏哉 
岡田渉 
宮川朋之 
撮影監督長沼六男 
美術監督西岡善信 
美術原田哲男 
装飾中込秀志 
音楽加古隆 
録音中路豊隆 
整音瀬川徹夫 
音響効果柴崎憲治 
照明宮西孝明 
編集長田千鶴子 
衣装デザイン黒澤和子 
監督補小笠原佳文 
スクリプター中田秀子 
殺陣宇仁貫三 
スーパーバイザー角川歴彦 
成田豊 
重複鍋島壽夫 

キャスト

出演役所広司 瀬尾孫左衛門
佐藤浩市 寺坂吉右衛門
桜庭ななみ 可音
山本耕史 茶屋修一郎
風吹ジュン 茅野きわ
田中邦衛 奥野将監
伊武雅刀 進藤長保
笈田ヨシ 茶屋四郎次郎
安田成美 ゆう
荒木悠司 松明
福本清三 吉良上野介
北村沙羅 可音(幼少)
特別出演片岡仁左衛門 大石内蔵助

解説

池宮彰一郎の同名小説を原作に、赤穂浪士の吉良邸討入り事件後、密かに生き残った二人の男の物語を描く「ラストソング」の杉田成道監督作。出演は「十三人の刺客」の役所広司、「ヘヴンズ ストーリー」の佐藤浩市、「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」の桜庭ななみ、「彼岸島」の山本耕史、「女の子ものがたり」の風吹ジュンなど。

あらすじ

赤穂浪士の中に、討入り後の使命を与えられた二人の生き残りがいた。一人は討入り後、切腹の列に加わることを許されず、大石内蔵助(片岡仁左衛門)から「真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助せよ」との密命を受けた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。そしてもう一人は、討入り前夜に忽然と姿を消した瀬尾孫左衛門(役所広司)である。孫左衛門は、まもなく生まれてくる内蔵助の隠し子を守り抜くという極秘の使命を内蔵助本人から直々に受けていた……。討入りから16年間、名誉の死を許されなかった二人は、それぞれの使命を果たすためだけに懸命に生きてきた。吉右衛門は赤穂浪士の遺族を捜して全国を渡り歩き、遂に最後の一人にたどり着く。一方、孫左衛門は武士の身分までも捨て素性を隠し、可音と名付けた内蔵助の忘れ形見を密かに育てあげる。やがて凛とした気品を備えた美しい娘に成長した可音(桜庭ななみ)は、天下の豪商・茶屋四郎次郎(笈田ヨシ)の嫡男・修一郎(山本耕史)に見初められる。可音を名家に嫁がせれば、孫左衛門の使命もまた終わるのだった。そんな中、かつては厚い友情で結ばれ、主君のために命を捧げようと誓い合った二人が再会する。かたや命惜しさに逃げた裏切り者、かたや英雄になれなかった死に損ないとして。だが、孫左衛門の口から真実が明かされることはなかった。そしてとうとう可音の嫁ぐ日がやってくる。世は移り変わり、今では内蔵助の名誉は回復していたが、その存在すら隠してきた可音のお供は、孫左衛門ただ一人。ところが夕暮れを行く寂しい輿入れに、最初に吉右衛門が、続いて元赤穂の家臣たちが続々と現れ、お供を申し入れる。いつしか行列は、忠義の炎を松明にして掲げる男たちの大行列へと変わっていく。それはたった一人で背負ってきた重き使命が、全ての家臣の喜びの使命へと変わる瞬間であった。だが遂に使命を果たした孫左衛門だったが、彼にはまだなすべきことが残っていた……。

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