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大菩薩峠(1960)

  • だいぼさつとうげ
  • The Bad Sleep Well
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  • 平均評点

    67.8点(112人)

  • 観たひと

    174

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    32

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/10/18
上映時間 105分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督三隅研次 
脚色衣笠貞之助 
原作中里介山 
企画松山英夫 
南里金春 
製作永田雅一 
撮影今井ひろし 
美術内藤昭 
音楽鈴木静一 
録音大谷巖 
照明岡本健一 

キャスト

出演市川雷蔵 机竜之助
本郷功次郎 宇津木兵馬
中村玉緒 お浜
中村玉緒 お豊
山本富士子 お松
菅原謙二 近藤勇
根上淳 芹沢鴨
島田竜三 神屋主膳
千葉敏郎 土方歳三
丹羽又三郎 宇津木文之丞
笠智衆 机弾正
阿井美千子 お絹
藤原礼子 御雪太夫
舟木洋一 真三郎
真塩洋一 与八
山路義人 小野川
見明凡太朗 裏宿の七兵衛
島田正吾 島田虎之助
荒木忍 中村一心斎
花布辰男 逸見利泰
南部彰三 片柳伴次郎
葛木香一 藤作
伊達三郎 平間重助
市川謹也 安藤
光岡龍三郎 黒坂
水原浩一 赤目
石原須磨男 一膳飯屋の亭主
浅尾奥山 茶屋の老爺
藤川準 雲助の六造
岩田正 太田
清水明 雲助の三造
大林一夫 逸見の門弟
安田洋郎 旅の武芸者
浜田雄史 芳村
木村玄 岡田弥市
森田健二 加藤主税

解説

おなじみ中里介山の原作を映画化したもので、「白子屋駒子」のコンビ衣笠貞之助が脚色し、三隅研次が監督した。撮影も「白子屋駒子」の今井ひろし。

あらすじ

秀麗富士を遠望する大菩薩峠の頂上。黒紋付着流しの机竜之助は、一刀のもとに居合わせた老巡礼を斬り捨てた。この祖父の死に驚くお松を、通り合わせた怪盗裏宿の七兵衛が助けて江戸へ向った。一方、机道場に帰った竜之助を持っていたのは、字津木文之丞の妹と偽るその妻お浜だった。御嶽山奉納試合の勝ちを譲れというお浜の言葉を冷くはねつけ、その帰途を水車番の与八に襲わせた竜之助は、その小屋でお浜を犯す。それから数日、奉納試合は文之丞の意趣で殺気をはらんだが、竜之助の音無しの構えは一撃にして文之丞を倒し、竜之助はお浜を伴って江戸へ。この兇報に馳せ戻った文之丞の弟兵馬は、竜之助の父弾正から、妖剣音無しの構えを破るには並大抵の修行ではだめだと教えられ、剣聖島田虎之助に正剣を学ぶため江戸へ向った--。江戸に出た竜之助は新撰組に出入りし、近藤勇、芦沢鴨、土方歳三らと知り合うが、ある夜、誤って島田虎之助に斬りかかった土方らが、虎之助の絶妙な剣の冴えに一蹴されたのを見て動揺する。また七兵衛に救われたお松は、生花師匠お絹の家で行儀見習いをするうちに、亀田道場へ通う兵馬と知り合い、恋し合うようになる。ところで兵馬は、遂に竜之助を探し出し果し状を送ったが、竜之助はこれを知って兵馬に討たれてくれとたのむお浜を斬り、お浜との間に出来た一子の郁太郎を残して江戸を去った。京都に入った竜之助は芦沢をたよって新撰組に入り、これを追うようにして現われた兵馬は近藤の世話で新撰組入りとする。ここでも宿命の対立を見せた。一夜、島原で近藤暗殺の計画を聞かされた竜之助は、この密議を聞いたおばのお滝と情夫の清吉に走り飛ばされ京都に来ていたお松を御簾の間に連れこんだ。竜之助の蒼白の顔面から漂う妖気。それが突如として狂気に変った。無気味の竜之助の哄笑。この時、近藤に後楯された兵馬らが御簾のそとにひしひしと迫っていた--。

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