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にっぽん親不孝時代

  • にっぽんおやふこうじだい
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  • 平均評点

    55.5点(12人)

  • 観たひと

    18

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/12/7
上映時間 85分
製作会社 東京映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山本邦彦 
脚色山本邦彦 
原作松山善三 
製作佐藤一郎 
椎野英之 
撮影黒田徳三 
美術樋口幸男 
音楽池野成 
録音神蔵昇 
照明今泉千仭 
編集諏訪三千男 
スチル池上恭介 

キャスト

出演堺正章 杉本邦雄
井上順 光妙寺の録郎
井上孝之 戸田菊男
大野克夫 一の瀬昭
加藤充 弓岡実
かまやつひろし 
田辺昭知 一彦
星由里子 谷口加奈子
藤村有弘 杉本満
堺駿二 光妙寺の法念
荒木将久 一の瀬虎三
細井利雄 戸田
田辺元 弓岡
戸田皓久 花川才造
向井淳一郎 室伏勝
佐原健二 ジョージ
上田忠好 落合
水上竜子 朱実

解説

松山善三の原作を、新人の山本邦彦が脚色、監督した青春もので、これが第一作目。撮影は「青春太郎」の黒田徳三。

あらすじ

邦雄を頭に、録郎、菊男昭、実の五人は、何とか楽器を買ってバンドをつくりたいものと、相談していた。ある日、邦雄は父杉本の会社の金庫を破った。彼を助けてくれたのは、何と杉本の秘書加奈子だった。自分の家の金庫破りは泥捧じゃないという理屈なのだ。楽器を手に入れた五人は、目を輝やかせて練習に打ち込むのだった。そんな時、この町に騒ぎが起った。杉本が学校を建てるという約束で買った土地にデパートを建てるというので、録郎の父で光妙寺の法念たちが、抗議運動を起したのだ。だが、杉本は町の発展のために外国資本まで導入すると言って頑張った。ところが、その外国資本というのは、杉本が部下のジョージたちに命じて、横浜港に停泊中の外国航路の船から秘かに陸揚げされたヤミドルだった。この様子をじっと見ていたのは、腹を空かしたフーテンの哲と一彦。二人はヤミドルの入ったスーツケースを、中身を食糧と思い、横取りして逃げた。杉本は部下の失策を散々叱ったが、この様子を立ち聞きしていたのは加奈子だった。加奈子はその様子を小型カメラに収めていた。彼女はただの秘書ではないようだった。一方、哲と一彦は光妙寺に逃げ込んだ。そこで邦雄たちと会った二人は、もともと音楽好きであったから、たちまち意気投合してしまった。そしてケースの中身が一億ものヤミドルであることも知った。七人組は密輸の一味と争うことになったが、間もなく一味は警察に一網打尽になり、町はようやく平和を取り戻した。やがて、楽器を手にした七人が上野駅から自由を求めて旅に出発しようとしている姿が見られた。邦雄は秘かに慕っていた加奈子を待っていたが、彼女は現われなかった。彼らが出発したあと、その汽車を陸橋の上から見送っている婦人警官がいた。加奈子であった。

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