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座頭市血煙り街道

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  • 平均評点

    71.0点(109人)

  • 観たひと

    178

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    26

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/12/30
上映時間 86分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督三隅研次 
脚色笠原良三 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影牧浦地志 
美術下石坂成典 
音楽伊福部昭 
録音大谷巖 
照明山下礼二郎 
編集谷口登司夫 
スチール大谷栄一 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
近衛十四郎 赤塚多十郎
高田美和 おみつ
朝丘雪路 ともえ
中尾ミエ みゆき
坪内ミキ子 お仙
磯村みどり おみね
伊藤孝雄 庄吉
小池朝雄 前原の権造
松村達雄 太兵衛
小沢栄太郎 代官手附鳥越
千波丈太郎 長吉
草薙幸二郎 用心棒栗栖
田武謙三 金井の万造
なべおさみ 壺振りの半三
戸田皓久 江見真之介
藤山浩二 五吉
水原浩一 箕輪の惣兵衛
杉山昌三九 成山
毛利郁子 ふくべの仲居
斎藤信也 良太

解説

子母沢寛の原作を、「兵隊やくざ殴り込み」の笠原良三が脚色、「なみだ川」の三隅研次が監督した“座頭市”シリーズ第十七作目。撮影はコンビの牧浦地志。

あらすじ

市が最初に多十郎と会ったのは、五人のやくざに襲われた時だ。一瞬の居合斬りでやくざを倒した市を、多十郎が見ていたのだ。ある旅篭で、市は病死したおみねから、良太を預かった。おみねは夫庄吉を尋ねての旅の途中、病で倒れてしまったのだった。市は良太と共に前原にいるという庄吉を尋ねて、再び旅をつづけた。途中、旅芸人一座のともえと知り合った市は、一座が万造一家に無理難題をふっかけられた時、再び多十郎と会った。多十郎は万造一家に峰打ちをくらわせ、ともえの難儀を救ったのだった。やがて前原に着いた市は、庄吉が働いていたという窯焼きの太兵衛を訪ねたが、庄吉の行方は知れなかった。太兵衛の娘おみつは、そんな市をいたわり、良太の面倒を見てくれた。ある日、代官手附の鳥越の肩をもんだ市は、鳥越の口から庄吉の名を聞いた。鳥越は土地のやくざ権造と組んで、御禁制の金粉、銀粉を使った絵皿を、腕のいい下絵描きの庄吉を軟禁して描かせていたのだった。鳥越の帰りを待伏せた市は、庄吉の居所を聞き出そうとしたが、その時現われた多十郎が鳥越を斬った。多十郎は、鳥越たちの悪事を探るため、前原に来た公儀の隠密だったのだ。一方、万事が公儀に露見したと悟った権造は、良太とおみつを人質にして高飛びの仕度にかかった。市は、権造一家に乗り込み、得意の居合いで、彼ら一味を倒した。しかし、市が庄吉や良太、おみつを救い出した時、多十郎が現われ、役目として、悪事を手伝った庄吉を斬ると言った。市は良太のために庄吉を斬らせたくはなく、多十郎と剣を交えた。その時、多十郎の同僚が庄吉を斬ろうとし、それを市は刀を横手に投げて倒した。素手になった市を多十郎は斬れなかった。多十郎はただ一言、負けたと言い残すと、折りから降り出した雪の中を足早やに去っていった。

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