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座頭市血笑旅

  • ざとういちけっしょうたび
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  • 平均評点

    69.5点(94人)

  • 観たひと

    156

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    21

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/10/17
上映時間 87分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督三隅研次 
脚本星川清司 
吉田哲郎 
松村正温 
企画高森富夫 
財前定生 
撮影牧浦地志 
美術内藤昭 
音楽伊福部昭 
録音大谷巖 
照明山下礼二郎 
編集菅沼完二 
スチル西地正満 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
高千穂ひづる お香
金子信雄 宮木村の宇之助
加藤嘉 和尚了海
天王寺虎之助 相撲取り小手丑
北城寿太郎 菊蔵
毛利郁子 白首の女
石黒達也 文珠の和平次
伊達三郎 野呂平太夫
藤山浩二 島蔵
橋本力 猪蔵
南部彰三 庄屋喜右衛門
杉山昌三九 麻古女の半五郎
越川一 駕かき馬助
沖時男 駕かき土平
川口のぶ おとよ
近江輝子 茶店のおきん
南条新太郎 賭場の客鹿三
石原須磨男 薬売り茂平
玉置一恵 代貸勘十
堀北幸夫 中盆嘉七
木村玄 宇之助の乾分百助
藤川準 村役人
愛原光一 相撲取り岩響
千石泰三 鶴蔵
黒木英男 壷振り弥吉
原田清子 子守り娘

解説

「眠狂四郎女妖剣」の星川清司と「ど根性一代」でコンビの吉田哲郎、松村正温が共同でシナリオを執筆「悪名太鼓」の三隅研次が監督した座頭市シリーズ八作目。撮影もコンビの牧浦地志。

あらすじ

甲州路を行く座頭市を見えがくれに追う五人組の殺し屋、文珠の和平次、島蔵、猪蔵、菊蔵、鶴蔵らは、市が乗った駕を先廻りして刺した。だが駕の中は赤ん坊を抱いた若い女おとよであった。市は途中で、急病に苦しむおとよに、駕をゆずったのだった。おとよの死を知った市は、その亭主信州宮本村の宇之助の許まで、赤ん坊を届けることにした。赤ん坊を抱いて、"めくらの市"は、駕かき土平と馬助を連れて子守旅を始めた。だが、五人組は、そんな市に襲いかかった。市の居合斬りで、一人を斬られた五人組。土平、馬助は退散して、市は赤ん坊と二人の旅を続けた。仲間を殺されて怒った殺し屋は、顔みしりの麻古女の半五郎を味方にして、おしめを替えている市に斬りかかった。だがそこでも市の刀は半五郎一家十人の命を奪っていた。盲目の市が、赤ん坊の世話をしながらの、やくざ旅は、苦労の連続であった。一夜賭博で金を作った市は、翌朝、田舎侍に追われる女巾着切り、お香を助け、子守り代りにお香をやとった。市の気っぷに惚れたお香は、市と口喧嘩をしながらも、よくめんどうをみた。ある日、お香が赤ん坊を二階からおしっこさせたのが、通りがかった相撲取り小手丑にかかり、市との間に乱闘が起きた。丁度通りがかった四人組は仕込杖を持たない市に、襲いかかったが、お香の機転でのがれることができた。市とお香が、お互い離れ難い愛情が湧いたころ、市は、今ではやくざの親分となっている宇之助を訪ねた。しかし宇之助は、子分に命じて赤ん坊を抱いた市を追い払った。宇之助の態度に怒った市は、赤ん坊をおとよの遺髪と共に菩提寺瑞光院の和尚に預けた。時しも寺の外では、宇之助を味方にした殺し屋、和平次らが竹槍の先に火をつけて、市を包み討うと襲った。市の居合破りを考えた和平次の作戦であった。振りかかる火と刃の中で四人組と子分を倒した市は、可愛いい赤ん坊の父親、宇之助だけは命を許した。赤ん坊と別れる市とお香の眼に涙が光った。

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1964年11月上旬号

日本映画紹介:座頭市血笑旅