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宿無し犬

  • やどなしいぬ
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  • 平均評点

    59.7点(46人)

  • 観たひと

    68

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/5/2
上映時間 91分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚本藤本義一 
企画辻久一 
撮影武田千吉郎 
美術西岡善信 
音楽塚原晢夫 
録音大角正夫 
照明中岡源権 
編集山田弘 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演田宮二郎 鴨井大介
天知茂 木村準太
江波杏子 唐沢麻子
坂本スミ子 柳子
五味龍太郎 康市
島田竜三 神沢
須賀不二男 佐伯伸一郎
佐々木孝丸 沼野五郎
水島道太郎 青井喜六
水原浩一 新楽会顧問
成田三樹夫 瓜生
寺島雄作 本橋
木村玄 彦松
西岡慶子 咲枝
毛利郁子 マダム
西川ヒノデ 風太郎

解説

「現代インチキ物語 ど狸」の藤本義一がシナリオを執筆「悪名一番」の田中徳三が監督したアクションもの。撮影は「悪名一番」の武田千吉郎。

あらすじ

女よりもコルトが好きだという鴨井大介は、母の墓参のため高松に来た。しかし、墓地はゴルフ場となっていた。憤慨した大介だが、金比羅参りをする途中、印象的な美人に出会い、強い興味を持った。その日宿に帰った大介は、偶然やくざにかこまれて口論する昼間の美女を見て、喧嘩に割って入り、一人の肩口を刺した。翌日神戸港を出帆する船の上で、沼野観光社長と称する男から三〇万円さし出された。昨日、大介が喧嘩した相手は、大興組の連中で実は沼野を狙っていたのだが、大介が飛び出したため命拾いをしたというのだ。そのうえ大興組は、墓をゴルフ場にしていると聞き、大介は大興組にのりこもうとしたが、沼野にひきとめられ食客となった。大介はそれからも何度かあの女に会ったが、ボディガードつきで近よることが出来なかった。沼野の経営するつれこみ宿ルビアンで、女中柳子とそのみたされない思いをと思った時、ルビアンは火に包まれた。青井が保険金詐欺を働いたのだ。沼野から青井を殺すように頼まれた大介は、断ると一匹狼に返りドヤ街に入った。そこへかつて彼女のボディガードをしていた、実は刑事の木村が現れ、大興組、沼野観光、青井という悪の路線をたちきるため、青井を連れ出して欲しいと頼んだ。例の美人の名前が麻子であり、彼女の居場所と交換条件に承諾した大介は、情夫康市の前で、麻子か、墓のオトシマエ四千二百万を渡せとタンカをきった。追いつめられた康市が麻子を殺そうとするのを見た大介は、康市を海に落し、麻子を安宿に拉致した。だが、康市と麻子がたった二人の姉弟だと知った大介は、康市の骨を引きとり大興に出向いたが、まちかまえた佐伯は青井との対決を条件に危地へと追いこんでゆくのだった。

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1964年5月下旬号

日本映画紹介:宿無し犬