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太平洋の翼

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  • 平均評点

    66.9点(74人)

  • 観たひと

    155

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/1/3
上映時間 101分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督松林宗恵 
特技監督円谷英二 
脚本須崎勝弥 
製作田中友幸 
田実泰良 
撮影鈴木斌 
美術北猛夫 
音楽団伊玖磨 
録音渡会伸 
整音下永尚 
音響効果金山実 
照明石井長四郎 
編集岩下廣一 
衣裳岩井正晴 
製作担当者黒田達雄 
助監督梶田興治 
スチル吉崎松雄 
特技撮影有川貞昌 
富岡素敬 
特技美術渡辺明 
特技照明岸田九一郎 
合成向山宏 
石膏安丸信行 
特技小道具山本久蔵 
渡辺忠昭 
特殊機械中代文雄 
合成撮影三瓶一信 
光学撮影中尾成雄 

キャスト

出演三船敏郎 千田中佐
加山雄三 滝大尉
夏木陽介 安宅大尉
佐藤允 矢野大尉
船戸順 清水中尉
片岡光雄 玉井二飛曹
新野悟 水野二飛曹
岡豊 村上一飛曹
織田政雄 主計長
桐野洋雄 中佐参謀
大村千吉 輸送機の正操縦員
田崎潤 中馬大佐
西村晃 稲葉上飛曹
上村幸之 寺田中尉
中山豊 大村上飛曹
西条康彦 松尾一飛曹
池部良 三原少佐
伊藤久哉 八木大尉
渥美清 丹下一飛曹
砂塚秀夫 小林一飛曹
中谷一郎 中村上飛曹
小杉義男 落合少佐
志村喬 及川軍令部総長
宮口精二 大西軍令部次長
藤田進 第二艦隊司令長官
清水将夫 軍令部参謀A
清水元 軍令部参謀B
田島義文 艦隊参謀長
河津清三郎 戦艦大和艦長
平田昭彦 加藤航空隊副長
星由里子 玉井美也子

解説

「吼えろ脱獄囚」の須崎勝弥が脚本を執筆、「新・狐と狸」の松林宗恵が監督した戦争もの。撮影もコンビの鈴木斌。

あらすじ

昭和十九年六月、無敵を誇った零式艦上戦闘機も敵新鋭機の前に衰えをみせ、制空権を失った日本海軍の前途は暗澹たるものがあった。大本営では特攻攻撃以外にすべはないという意見が圧倒的だったが、一人千田航空参謀は新鋭機“紫電改”の完成とともに精鋭をすぐって制空権を奪い返し、それを突破口として戦局を打開すべきであると主張した。意見は容れられ優秀な三人の搭乗員、安宅大尉矢野大尉、滝大尉を四国松山基地へ集結させるよう太平洋各地へ打電された。すでに敵の艦隊に取り巻かれてぃる硫黄島から、安宅は魚雷艇の追跡をかわしながら命からがら味方の潜水艦に救助された。続いてラバウルにある矢野は、もって生れた機智と度胸で米軍の魚雷艇をぶんどって。比島の滝は燃料も少ない丸腰の輸送機を駆って帰遷した。はためく幟に大書した第三四三航空隊。紫電改七二機を背に三飛行隊各二四名が勢揃いした。司令千田は、最後まで生き抜いて戦うこそ戦闘であると特攻を許さなかった。昭和二十年三月十八日、敵は四国九州地区へ向け艦載機の大群を放った。七二機の一斉離陸。紫電改は雲間をついて一挙に狼狽する敵機に襲いかかった。落下炎上する敵機の数は紫電改の数倍に及び、三四三航空隊の勇名はとどろいた。軍令部は直に受持区域の拡大を強制してきた。可動機数が減少している今、それは無謀だった。三本の矢も一本になったら--。豪放に出発していった矢野は劣勢をかって遂に散った。時を同じくして、片道燃料だけで戦艦大和出撃の報が伝わった。大和に限りない愛着をもつ安宅らは千田の命令をも無視して、大和護衛のため沖縄へと向った。そして大和と共に永久に姿を消した。唯一人生き残った滝は、何かに憑かれたかのようにB29二百機の編隊めがけてまっしぐらに突き進んでいた。その頃、基地では、千田司令が滝に帰還命令をだしていた。そして、美也子も彼の生還を祈っていた。だが、滝は無線電話を引きちぎり、B29へ体当り攻撃をかけていった。

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