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続・新悪名

  • ぞくしんあくみょう
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  • 平均評点

    64.7点(42人)

  • 観たひと

    77

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/11/3
上映時間 99分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚色依田義賢 
原作今東光 
企画財前定生 
撮影武田千吉郎 
美術西岡善信 
音楽鏑木創 
録音海原幸夫 
照明岡本健一 
編集菅沼完二 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演勝新太郎 朝吉
田宮二郎 清次
水谷良重 琴糸
藤原礼子 お照
阿井美千子 おしげ
近藤美恵子 五月淳子
ミヤコ蝶々 お政
茶川一郎 おぎん
赤城まり ひろみ
遠藤辰雄 玉島甚五郎
杉田康 大磯文次
永田靖 シルクハットの親分
西川ヒノデ 乾分の竹
丸凡太 辰吉
遠山二郎 愚連隊
宮シゲオ 中島安太郎
千葉敏郎 シルクハットの若い者
浜村純 ノド自慢の司会者
堀北幸夫 闇屋の男
岩田正 レコード会社員
三浦志郎 郵便局員
志賀明 演芸館支配人
西岡弘善 玉島の若い者
桂三千秋 ノド自慢の係員
谷口和子 渡海屋の女中
高月冴子 大和楼のやりて婆
安川洋一 愚連隊A
北野拓也 愚連隊B
岸本勝 愚連隊C

解説

朝吉を主人公とする「悪名」シリーズの第四作。今東光原作から前作「新・悪名」についで依田義賢が脚色、「鯨神」の田中徳三が監督したアクションもの。撮影は「剣に賭ける」の武田千吉郎。

あらすじ

戦後の闇市を追放された村上朝吉は故郷の河内へ帰ったが田舎が嫌になり大阪へ出て、靴磨きの少女ひろみを拾った。そして宿へ帰ると、昔の知人おぎんにバッタリ会った。今はおかまの特技を生かし女剣劇一座にいるが、演芸館主、玉島の横槍で興行が出来ないでいた。朝吉は女座頭五月淳子に会い尽力を約束し、早速玉島の事務所を訪れ偶然用心棒に雇われている清次に会った。興行は無事終ったが、一座のギャラを前借した大磯が姿を消していた。困った朝吉は自分の体を手形に借金し金は因島の麻生親分に借りて払うと言った。ひろみを清次に託した朝吉は玉島と共に因島へ渡ったがそこで親分の死を知り万策つきた朝吉は、玉島にシルクハット親分の許へつれ込まれた。が、シルクハットの連絡で琴糸が訪ねてきた。彼女は以前遊廓から朝吉に救われ、その時の恩返しのため金を持って来たのだ。一方、清次はひろみの歌の素質を見抜き、彼女をのど自慢に出させ入賞確実とみられたとき、愚連隊が乱入し邪魔をした。怒った清次は連中を蹴散らしたが、脚をピストルで射たれた。その騒動の中でひろみは、大磯が因島へ行くことを聞いた。ひろみ、お政、負傷の清次らも因島へ向った。ひろみから大磯のことを知った朝吉は彼を探したが分らない。が、夜、大磯が現われ、いきなり短刀で突っかかって来たが所詮朝吉の敵ではない。彼の自供によると、黒幕はなんと玉島だったのだ。急遽朝吉は大阪へ帰った。玉島は新しい演芸館の棟上げ祝い中だったが、大磯と現われた朝吉を見ると、祝場はたちまち修羅場と化した。朝吉の頭突きと清次の松葉杖が冴えて、玉島は組み敷かれた。無事、玉島から金を取り戻した朝吉は、お政とひろみを楽団の一行に預け、金を女剣劇一座へ郵送すると、清次と共に肩を列べて去って行くのだった。

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