男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

黒蜥蜴(1962)

  • くろとかげ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    64.9点(48人)

  • 観たひと

    79

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/3/14
上映時間 101分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井上梅次 
脚色新藤兼人 
原作江戸川乱歩 
劇化三島由紀夫 
企画土井逸雄 
吉田史子 
製作永田雅一 
撮影中川芳久 
美術間野重雄 
音楽黛敏郎 
録音橋本国雄 
照明安田繁 
スチル薫森良民 

キャスト

出演京マチ子 緑川夫人
大木実 明智小五郎
叶順子 岩瀬早苗
叶順子 偽物の早苗
三島雅夫 岩瀬庄兵衛
目黒幸子 岩瀬夫人
川口浩 雨宮潤
緋桜陽子 ひな夫人
杉田康 北村
中条静夫 松吉
大庭健次朗 明智の部下堺
長田健二 明智の部下木津
竹村南海児 明智の部下岐阜
阿部脩 用心棒
大川修 用心棒
藤山浩二 用心棒
北城寿太郎 用心棒
丸井太郎 用心棒
久里千春 女中夢子
小笠原まり子 女中色江
三角八郎 御用聞五郎
谷謙一 ホテル支配人
穂積明 ホテルボーイ

解説

江戸川乱歩原作を「爛」の新藤兼人が脚色、「女房学校」の井上梅次が監督したミステリーもの。撮影は「夢でありたい」の中川芳久。

あらすじ

宝石に異常なまで心をひかれている美しい女賊黒蜥蜴は、宝石商岩瀬の令嬢早苗を大阪ホテルでまんまと誘拐してしまった。その場には名探偵明智小五郎が数百万円の護衛費をもらって早苗を見張っていたにも拘わらず、早苗は誘拐された。だが、明智は部下を要所、要所においてあった。早苗はその部下によって取り返された。明智は犯人をその場所に居合わせた緑川夫人を黒蜥蜴だと見破った。黒蜥蜴は、必ず岩瀬の持つアラビアの星をもらいに来るといって姿を消した。東京へ帰った岩瀬は、早苗を自室に閉じこめ、用心棒を雇って警戒は厳重を極めた。しかし、その警戒の目を潜って黒蜥蜴は早苗をまたもや誘拐した。そして、身代金にダイヤアラビヤの星を要求して来た。黒蜥蜴の乾分雨宮は、黒蜥蜴の美貌に心惹かれ、奴隷のごとく黒蜥蜴に仕えていた。だが、黒蜥蜴は、自分の好敵手明智に女心を燃やしていた。岩瀬は指定の場所東京タワーにダイヤモンドを持っていった。黒蜥蜴はダイヤを受取るや、素速い変装で海上に逃れた。明智も黒蜥蜴の乾分松吉に身を変えて、黒蜥蜴の船に乗りこんでいた。やがて船は、ある無人島に到着した。ここには黒蜥蜴が集めた美術品がかくされてあった。人間の剥製や数々のダイヤモンド。無人島の地下室は宝庫であった。黒蜥蜴は早苗を剥製にしようとした。それをかばった雨宮は、早苗と一緒に明日の朝剥製にされることになった。その時、本物の早苗が明智の部下に伴われて無人島に現われ、黒蜥蜴に捕われた。明智が今日あることを予期して影武者を置いておいたのだ。明智は松吉の変装をかなぐり捨てた。その時には、明智の連絡で島は警察隊に包囲されていた。黒蜥蜴は毒を呻り、明智を愛しているといって死んでいった。

関連するキネマ旬報の記事

1962年4月下旬号

日本映画批評:黒蜥蜴

日本映画紹介:黒蜥蜴

1962年3月下旬号

新作グラビア:黒蜥蜴