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鯉名の銀平(1961)

  • こいなのぎんぺい
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  • 平均評点

    66.8点(25人)

  • 観たひと

    35

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/8/27
上映時間 79分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚色犬塚稔 
原作長谷川伸 
企画高森富夫 
撮影武田千吉郎 
美術太田誠一 
音楽斎藤一郎 
録音大谷巖 
照明加藤博也 
編集山田弘 
スチル西地正満 

キャスト

出演市川雷蔵 鯉名の銀平
中村玉緒 お市
成田純一郎 爪木の卯之吉
大辻伺郎 徳三郎
安部徹 帆立の丑松
名和宏 黒目の又五郎
石黒達也 五兵衛
荒木忍 大鍋の島太郎
水原浩一 岩角の多治郎
市川謹也 洞窟の作蔵
寺島貢 渋谷の百助
玉置一恵 三五郎
香川良介 江波太十郎

解説

長谷川伸の原作を、「木曽ぶし三度笠」の犬塚稔が脚色、「ドドンパ酔虎伝」の田中徳三が監督した股旅もの。撮影も同じく武田千吉郎が担当。

あらすじ

鯉名の銀平は、かつて大鍋一家では相当に売りこんだ顔だったが、今では、仲のよい卯之吉とともにかたぎになり、船大工として働いていた。二人は、駄菓子屋の五兵衛の家にで入りしている間に、彼の娘お市に惚れるようになっていた。銀平はお市の気持をたしかめようとしていたが、彼女ははっきりした返事をしない。下田港の縄ばりをねらって、親友丑松を先頭に帆立一家が横車を押してきた。しかし、大鍋の親分は、かたぎになった今ではと、子分どもを押さえた。五兵衛は単身なぐりこもうとするが、これを知った銀平は一足先に帆立一家に向った。決闘の場所へ卯之吉が姿をみせた。彼はお市と祝言をすませてきたのだ。銀平は嫉妬に狂ったが、危い卯之吉を救って姿を消した。--それから四年、まだお市のことを忘れられない銀平は、下田に帰ってきた。大鍋の親分が死に、今は下田一帯、帆立一家がわがもの顔にのさばっていた。銀平は、五兵衛のあとをついで商売をしている卯之吉と、お市を物かげから見た。その時、帆立の子分が現われ、店をこわして帰っていった。表に出たお市は銀平を見つけた。この二人を見た卯之吉は、嫉妬から帆立一家にかけこみ斬りこんだ。が、しくじって海中にとびこむ。銀平がかけつけ子分どもを斬り払った。そこへはいあがった卯之吉が丑松を倒した。銀平は目明しの姿を見ると、丑松殺しの卯之吉の非を引きうけ、お縄をうけた。俺が犯人だという卯之吉を、銀平は手で制し、幸せに暮しなといって引かれていった。

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1961年9月上旬号

日本映画紹介:鯉名の銀平