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用心棒(1961)

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  • 平均評点

    84.3点(845人)

  • 観たひと

    1324

  • 観たいひと

    79

  • レビューの数

    136

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/4/25
上映時間 110分
製作会社 東宝=黒沢プロダクション
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督黒澤明 
脚本菊島隆三 
黒澤明 
製作田中友幸 
菊島隆三 
撮影宮川一夫 
美術村木与四郎 
小道具浜村幸一 
音楽佐藤勝 
録音三上長七郎 
下永尚 
音響効果三縄一郎 
照明石井長四郎 
衣裳加藤昌廣 
結髪松本好子 
製作担当者根津博 
チーフ助監督森谷司郎 
記録野上照代 
スチル副田正男 
殺陣久世龍 
振付金須宏 
特殊機械大隅銀造 
撮影助手斎藤孝雄 
木村大作 
編集助手兼子玲子 
剣技指導杉野嘉男 

キャスト

出演三船敏郎 桑畑三十郎
東野英治郎 居酒屋の権爺
河津清三郎 馬目の清兵衛
山田五十鈴 女房おりん
太刀川寛 伜与一郎
清水元 子分孫太郎
天本英世 弥八
佐田豊 松吉
大木正司 助十
藤田進 用心棒本間先生
山茶花究 新田の丑寅
加東大介 新田の亥之吉
仲代達矢 新田の卯之助
羅生門綱五郎 用心棒かんぬき
谷晃 子分亀
藤原釜足 名主多左衛門
志村喬 造酒屋徳右衛門
渡辺篤 棺桶屋
沢村いき雄 番太の半助
西村晃 無宿者熊
加藤武 無宿者瘤八
土屋嘉男 百姓小平
司葉子 女房ぬい
寄山弘 百姓の親爺
本間文子 百姓古女房
夏木陽介 百姓小伜
大友伸 馬の雲助
堺左千夫 八州廻りの足軽A
千葉一郎 八州廻りの足軽B
大村千吉 八州廻りの足軽小者
中谷一郎 斬られる兇状持A
大橋史典 斬られる兇状持B
ジェリー藤尾 賽の目の六

解説

「筑豊のこどもたち」の菊島隆三と、黒澤明のオリジナル・シナリオを、「隠し砦の三悪人」の黒澤明が監督した娯楽時代劇。撮影は「婚期」の宮川一夫。パースペクタ立体音響。

あらすじ

馬目の宿は縄張りの跡目相続をめぐって一つの宿湯に二人の親分が対立、互いに用心棒、兇状持ちをかき集めてにらみ合っていた。そこへ桑畑三十郎という得体の知れない浪人者がふらりとやって来る。一方の親分馬目の清兵衛のところにやって来た三十郎は用心棒に俺を買わないかと持ちかけて、もう一方の親分丑寅の子分3人をあっという間に斬り捨ててしまった。清兵衛は五十両で三十郎を傭った。しかし女房のおりんは強つくばりで、半金だけ渡して後で三十郎を殺せと清兵衛をけしかけた。これを知った三十郎はあっさり清兵衛の用心棒を断わり、居酒屋の権爺の店に居据った。両方から、高い値で傭いにくるのを待つつもりだ。名主の多左衛門は清兵衛に肩入れ、造酒屋の徳右衛門は丑寅について次の名主を狙っていた。そんなところへ、丑寅の弟卯之助が帰って来た。短銃を持っており腕も相当だった。三十郎は丑寅方につくことになった。丑寅の金の供給源である徳右衛門は、百姓小平の女房ぬいを妾にしていた。小平から博奕の借金のかたにして取りあげてしまったのだ。小平と息子の金助の情ない様子を知って、三十郎は亥之吉をだまして親子三人を逃がしてやるのだった。権爺はそんな三十郎をだんだん好きになっていった。しかしぬいが感謝のために三十郎に出した手紙を卯之助にみつけられたため、三十郎は捕えられて土蔵に放りこまれた。ぬいの逃げ場所をはかせようと地獄の責苦がつづいた。ぬいの居所を知っているので殺されずにすんでいるのだ。三十郎はかんぬきをだまして墓地に逃れた。丑寅は卯之助の知恵で清兵衛の家に火をかけた。清兵衛一味は全部殺された。喧嘩は丑寅の勝利に終った。そこへ三十郎がふらりとやって来た。卯之助が銃を構えるより速く三十郎の手から出刃が飛んだ。そして丑寅達の間を三十郎が駆け抜けると、丑寅達は倒れていた。「おい親爺、これでこの宿場も静かになるぜ」と言って三十郎は去って行った。

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