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日本の仁義

  • にほんのじんぎ
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  • 平均評点

    61.6点(67人)

  • 観たひと

    106

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/5/28
上映時間 106分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中島貞夫 
脚本神波史男 
松田寛夫 
中島貞夫 
企画俊藤浩滋 
佐藤雅夫 
上阪久和 
撮影増田敏雄 
美術井川徳道 
音楽青山八郎 
録音荒川輝彦 
照明増田悦章 
編集堀池幸三 
進行主任伊藤彰将 
助監督藤原敏之 
スチール木村武司 

キャスト

出演菅原文太 須藤武男
千葉真一 木暮勝次
織本順吉 西島国一
山本麟一 浅見信太郎
野口貴史 小寺
国一太郎 高橋
西田良 梅田
高並功 平尾
志賀勝 的場
地井武男 富樫
松本泰郎 和知
細川ひろし 鈴木
川谷拓三 前川修
フランキー堺 石毛忠
矢吹二朗 長波角太
成瀬正 金子貞
広瀬義宣 赤岩茂夫
鳥井敏彦 渡会柿夫
佐藤慶 白石重俊
成田三樹夫 川辺隆之
阿波地大輔 入江昌夫
桐島好夫 鎌田
津野途夫 小柳
池田謙治 組員
小田部通麿 辻清也
秋山勝俊 秋山建吾
志茂山高也 長谷
名和宏 村井弘美
石城影二 吉沢
石橋蓮司 高森太郎
笹木俊志 山本雅也
勝野健三 三好英生
岡田茉莉子 須藤友子
南田洋子 豊子
池波志乃 芳江
キャシー中島 春美
中川ジュン 佐竹清子
野坂昭如 岡村
林隆三 関則夫
岡田英次 稲田洋平
小松方正 江尻一光
待田京介 一色
唐沢民賢 薮下
岩尾正隆 四課長
東龍子 政代
内村レナ 金城マヤ
橘麻紀 恵津子
多田和生 
岡田政美 秘書
蓑和田良太 記者A
壬生新太郎 記者B
白井孝史 警官
藤田進 新宮英策
鶴田浩二 大橋桂造
城達也 ナレーター

解説

前作「やくざ戦争 日本の首領」に続き、やくざ戦争を描く第二作目。脚本は「沖縄やくざ戦争」の神波史男と「新宿酔いどれ番地 人斬り鉄」の松田寛夫と「バカ政ホラ政トッパ政」の中島貞夫の共同、監督は「やくざ戦争 日本の首領」の中島貞夫、撮影も同作の増田敏雄がそれぞれ担当。

あらすじ

三流紙の記者関則夫は次期参院選出馬をひかえている阪鉄社長の稲田が男性歌手とホモ関係にあることをつかむ。しかし、この記事は没になり、関はそのうっぷんをはらすかのように酒をのみ、ふとした事から新宮会の木暮にこのことを知られる。木暮は関から聞いた事を新宮会若頭の須藤に話し、稲田をゆすり金をせしめる。その頃広島では大阪で新宮会と勢力を二分する千田組系の日下組と村井組が戦争をはじめ、この時とばかりに会長新宮英策は村井組と盃事をかわす。しかし、須藤と木暮の稲田恐喝が以外な波紋をよび、千田組、警察までもが新宮英策を追いかけ出し、実業家としての道をすでに定めている新宮は、かかわり合いを恐れ会長を引退し、須藤に二代目をゆずる。二代目襲名をすました須藤は、対千田組強硬路線を幹部会に発表。これに対し、千田組も若頭補佐の川辺が強硬路線をとり、新宮会の切り崩しをうち出す。須藤は、資金源であった事業部門を新宮英策にもっていかれ、資金難をうめるため木暮に新たに恐喝命令をだす。しかし、この行動を知った新宮英策は激怒し、代紋を須藤からとりかえす。四国の兄弟分でもあり、妻友子の兄でもある大橋の必死の仲介も空しく須藤は代紋を新宮英策にかえす。あくまで強硬路線をとる須藤に、大橋は引退を決意し、跡目を石毛にゆずる。石毛は自分がかくまっていた村井組のものが千田組系の辻組のものによって惨殺されたことを期に、須藤の傘下に参加する。この惨殺事件がきっかけとなり、再び広島に火がつき、村井組は惨敗し、村井組長も死亡。広島の負けを四国で盛り返すべく、須藤は手勢を連れて石毛の応援に行く、千田組も幹部を辻組に送りこむ。一触即発の須藤と千田組に必死で警察は説得をつづける。結局引退した大橋がでてきて、彼の任侠道をまっとうした説得に須藤と千田組の幹部は部隊を引き上げる。一連の事件から、世論の暴力取締りが高まり、木暮も警察のガサ入れにあい、拘留される。このことを知った千田組は辻組に石毛を殺すことを命令し、石毛は絶命する。彼の死は、木暮に深い衝撃をあたえた。須藤は自分の不利がだんだん広がっていく中で次第にあせりだし、覚醒剤に深入り狂い始め、木暮とも衝突するようになっていった。関は生きる為の道一つと木暮に須藤殺しを提案し、彼は部下の的場に須藤殺しを命令する。久し振りに平静な須藤と食事をした木暮は、決心がにぶり的場が射った銃の前に本能的に立ちふさがるが、間一髪まに合わず、須藤は死亡。須藤の葬式の会場で、新宮英策は幹部たちに須藤を殺ったのは誰かと問いつめる。その新宮に関が「須藤を殺したのはあなただ!」という。

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