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俺たちに明日はない

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  • 平均評点

    78.2点(696人)

  • 観たひと

    1123

  • 観たいひと

    63

  • レビューの数

    115

基本情報

ジャンル アクション / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1967
公開年月日 1968/2/24
上映時間 112分
製作会社 ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
配給 ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

デイヴィッド・ニューマンとロバート・ベントンの脚本から「逃亡地帯」のアーサー・ペンが監督した青春もの。撮影はバーネット・ガフィ、音楽はチャールズ・ストラウスが担当している。出演は製作もかねて「カレードマン 大胆不敵」のウォーレン・ベイティ、「夕陽よ急げ」のフェイ・ダナウェイ、「アメリカ上陸作戦」のマイケル・J・ポラード、「水曜ならいいわ」のジーン・ハックマン、エステル・パーソンズほか。

あらすじ

世界恐慌下のアメリカのテキサス。刑務所を出所してきたばかりのクライド(ウォーレン・ベイティ)が例によって駐車中の車を盗もうとした時、2階の窓から声をかけて邪魔をしたのが、その車の持ち主の娘ボニー(フェイ・ダナウェイ)だった。2人はこれがはじめての出会いだったが、クライドはボニーの気の強さに、ボニーはクライドの図太さに惚れこんでしまった。2人いっしょならば恐いものなしと彼らは、町から町に渡りながら次々と銀行強盗をくり返していく。ほどなくガソリンステーションの店員だったC・W(マイケル・J・ポラード)を仲間に加えた。しかし銀行強盗の最中にC・Wのヘマによりクライドは遂に人を殺してしまった。まだ顔の割れていないボニーを家に帰そうとするクライドだがボニーは聞きいれない。二人の想いは募るが、クライドはボニーを抱くことが出来なかった。ある時、クライドは兄バック(ジーン・ハックマン)と再会し、その女房のブランチ(エステル・パーソンズ)も仲間に加えて強盗団は5人となったが、この兄夫婦とボニーはそりが合わなかった。一行はまだ手配所が出回っていないと思われるミズーリに移るが、すぐさま隠れ家を警察に突き止められ銃撃戦の末辛くも逃れる。5人の犯行はその後も続き、活躍の場も次第に広くなり世間の注目も増していった。ある日彼らを追跡していたテキサス警備隊隊長を逆に捕獲し、彼を辱めたことでますます警察の恨みを買うようになる。銀行強盗を更に重ねる一行だが、ボニーとブランチの諍いも抜き差しならないところまで来ていた。ホームシックにかかったボニーのため一行は彼女の故郷に向かう。しかしボニーの母は別れ際に犯罪者となった娘に冷淡な態度を取るのだった。アイオワに移った一行だが、滞在中のモーテルで保安官たちに囲まれてしまう。装甲車すら出動した激しい撃ち合いの末、バックとブランチは重傷を負ってしまった。その晩は何とか包囲網を突破した一行だったが、翌朝再び急襲される。傷を負いながらもクライド、ボニー、C・Wは何とか逃げ出したが、バックは死にブランチは逮捕される。3人は、隠れ家を求めて逃走を続ける。そして唯一世間に名前の知られていないC・Wの父親の農場にたどり着き、そこで傷を癒すのだった。復讐に燃えるテキサス警備隊隊長ヘイマーは巧みな話術でブランチからC・Wの名前を聞き出す。ボニーは自分たちのことを詩にまとめ新聞で発表する。それを読み喜ぶクライドはついにボニーと愛を交わす。C・Wの父親は息子の命とひきかえにボニーとクライドの隠れ場所をヘイマーに密告した。車で町まで買い物に出かけた二人は帰路、待ち伏せしていたヘイマーたちの銃弾で蜂の巣にされ絶命する。若い男女の愛の無法の歴史は、銃の前にはかない終焉を告げたのだった。

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