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Copyright:(C) 2022 AVALON PC / ELASTICA FILMS / VILAÜT FILMS / KINO PRODUZIONI / ALCARRÀS FILM AI
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71.9点(31人)
観たひと
41
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4
レビューの数
6
(C) 2022 AVALON PC / ELASTICA FILMS / VILAÜT FILMS / KINO PRODUZIONI / ALCARRÀS FILM AI
「悲しみに、こんにちは」のカルラ・シモン監督の長編2作目にして、第72回ベルリン国際映画祭金熊賞(最高賞)を受賞したヒューマンドラマ。桃農園を営む大家族が地主から桃の木を伐採してソーラーパネルを敷き詰めると告げられ、家族崩壊の危機のなか最後の収穫を迎える姿を描く。前作同様にスペインのカタルーニャ地方を舞台に、豊かな大地と実り、きらめく夏の陽光と風をとらえた。プロの俳優ではなく、その地に愛着を持つ地元の人々を起用。家族の生き生きとしたやりとりが、不当な現実と怒りを浮き彫りにする。
スペイン・カタルーニャ。三世代にわたる大家族で桃農園を営むソレ家が例年通り収穫を迎えるころ、夏の終わりに土地を明け渡すよう地主から言われる。桃の木を伐採して、代わりにソーラーパネルを敷き詰めるためだ。父親は激怒するが、妻と妹夫婦はパネルの管理をすれば楽に稼げるという言葉に心を動かされる。祖父は賭け事に懸けようとし、父は取り付く島もなく、長男は資金稼ぎに畑の片隅で大麻を栽培し始める。てんでバラバラに桃農園の危機を乗り越えようとして大げんかになり、一家に大きな亀裂が入ったまま最後の収穫が始まろうとしていた……。
REVIEW 日本映画&外国映画:「太陽と桃の歌」
UPCOMING 新作紹介:「太陽と桃の歌」
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