高校生の清水香澄(本田望結)は、本州最古のカーリング場がある軽井沢にほど近い風光明媚な御代田町でカーリングと共に成長してきた。小学生時代には、幼馴染みと結成したチーム“みよステラ”で優勝した経験も持っていた。しかしその後、チームは解散。目下、香澄はくすぶる日々を送っていた。そんな折、町が地元で開催されるカーリングの国際大会に沸き立つ。“オリンピックに出場するような強豪チームと対戦できる国際大会のエキシビションマッチに出るチャンス!”と再び情熱を燃やす香澄。早速、かつてのチームメイトだった中澤優芽(泉智奈津)と牛山沙帆(白倉碧空)に声を掛け、“みよステラ”を再結成。3人は、強豪チーム“軽井沢EC”に所属する元チームメイトの曽根原舞(川口ゆりな)に復帰を促す。だが、舞は聞く耳を持たないどころか、ライバルとして3人の前に立ちはだかることに。舞の代わりに東京から来た転校生、江藤実乃梨(長澤樹)がチームに加わるが、素人で戦力にならない。コーチ探しにも苦戦し、カーリング場老朽化のため、開催地を軽井沢に奪われる危機が訪れる。さらに、方針の違いで香澄と優芽が衝突。チームは空中分解してしまう……。やがて、チームワークを掲げる“みよステラ”と、洗練されたテクニックで君臨する“軽井沢EC”は、エキシビジョンマッチ出場をかけて対戦することに。果たして、町に伝わるカーリングの神様は現れるのか……。